2006年5月27日早朝、インドネシアのジャワ島にて地震発生。マグニチュード6.2を観測しました。
震源が浅い事と、古くからある建物が多かった為、多くの建物が倒壊し、5100人を超す死者が出た模様です。
パキスタンをはじめ、多くの国が支援表明をしている為、復旧は時間の問題かと思われるが、 28日の豪雨が影響し、重機が現場に到着しないなどのトラブルが相次ぎ、復旧作業は難航すると思われます。
完全復旧には約3ヶ月を要するであろうとの発表がありました。

2005年8月16日午前11時46分頃、宮城県にて地震発生。宮城県南部で震度6弱を観測、地震発生から約20分後、宮城県沿岸石巻市にて約10センチの津波を観測した。
宮城県で発生した地震ではあるが、愛知県名古屋市や、三重県桑名市でも震度3を観測した。
落下物による二次災害が多く、仙台市のスポーツ施設内のプールでは天井が落下し26人もの負傷者が出た。
約1万9200戸の家庭で停電が起きたり、東北新幹線をはじめ、私鉄、JR各線で運転見合わせなど、Uターンラッシュや住民の生活に大きな影響を与えている。

2005年7月23日関東地方で強い揺れを観測致しました。震源は千葉県、震度は東京都内で震度５強を記録。死亡者はおらず、東京、千葉、埼玉、神奈川で計37名の負傷者、地震に関連した火災は4件発生しました。
エレベーターの停止や、鉄道各線の運転見合わせがあり、夏休み最初の週末で賑わうお台場フジテレビや、六本木ヒルズでも多くの観光客が足止めを食らいました。
立体駐車場では車台ごと車がひっくり返るという被害がありましたが、怪我人はありませんでした。

2005年6月14日午後0時40分頃、東京都中央区の地上8階、地下1階建のビルの外壁が落下しました。
ビルの4〜5階部分の外壁部、縦約5メートル、横約7メートル、約785キロが崩れ落ち、ビル付近を歩いていた40歳の女性と車を運転していた53歳の男性が怪我をしました。
原因は外壁タイル接着部の特殊モルタル劣化していたと考えられます。

2005年4月20日午前6時10分頃、九州地方で地震が発生。3月20日に発生した福岡西方沖地震の余震としては最大規模の震度5強を観測しました。
家電の落下によるケガや、転倒によるケガ等10人近くのケガ人が出た模様です。
福岡西方沖地震でも被害の大きかった玄海島や 志賀島の数箇所で崖崩れも発生しています。
建物の外壁の落下やガラスが割れる等の被害も多く、今後も注意が必要と言えます。

2005年3月20日午前10時53分頃、九州地方で地震が発生。福岡県や佐賀県南部で震度6弱の揺れを観測しました。
福岡県の天神ではビルの窓ガラスが割れる等の被害が目立ちました。
被害の大きかった玄界島では家屋の倒壊が相次ぎ、約750人の島民のうち約500人が島外へと避難。また4階建以上のビルは余震等により倒壊の危険がある為、解体する意向を持つビルオーナーもいたようです。
余震は最大で震度4クラス、回数は身体で感じられない程度のモノを含むと150回近く起きています。

2004年10月12日、名古屋市内にて東海・東南海地震に対する企業の対策をテーマとしたセミナーが実施されました。
私共も「生命を守る！企業ビルの防災管理システム」というテーマで講演を行い、社員の生命があってこそ企業が生きるという事を話し、 福岡西方地震で危険性が示唆された、震災時の外壁、ガラスの落下などの危険性についても発表しました。

外壁、ガラスの落下がどのような危険性を持っているかこちらより動画をダウンロードをしていただき、内容を御覧下さい。